小林裕一郎の明日は明日の風が吹く

小林裕一郎の小林裕一郎による小林裕一郎のための個人ブログです。

小林裕一郎が紹介する経営戦略論とは?

 

こんにちは、小林裕一郎です。

 

今回は、私が得意とする「経営戦略」についてご紹介したいと思います。

 

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経営戦略論で最初に学ぶものは以下のものです。

①コストリーダーシップ戦略

差別化戦略

③集中化戦略

 

でそれぞれ解説していきましょう。

 

①コストリーダーシップ戦略

①のコストリーダーシップ戦略はその名の通り、低価格を貫けばその分売れやすいという内容です。

 

ターゲットが業界全体の時に有効です。

ターゲットとしている業界で最も低い価格で提供できればその分利益も大きくなり、他の企業を市場から追い出すこともできるのです。

 

それを実現するためには、効率の良い設備へ積極的に投資をし規模の経済で製造費を削る必要があります。

(規模の経済とは、大量生産体制によって中間製造コストを削減し価格を安くすること)

しかし、研究費も広告費も削減しなくてはこの戦略は成り立たないのが現実です。

 

差別化戦略

②の差別化戦略とは、他とは一味違う機能やデザインを用いて差別化を図る戦略です。

「□□社の製品よりも少し値段は高いけど○○の機能があるから△△社の商品を買いたい」と思わせるのです。

 

これを実現させるには、研究開発費も広告費も十二分に使わなくてはいけません。

 

差別化できるような商品を作るには研究が必要不可欠ですし、その商品が他とは一味違うということを皆に知ってもらうためには広告が必要不可欠なのです。

 

そのため価格は高くなるのが一般的です。

気付かれたとは思いますが、①のコストリーダーシップ戦略と②の差別化戦略は共存できません。

 

③集中化戦略

③の集中化戦略は、ターゲットしている顧客がある業界の特定のセグメントに限られている場合に発揮されます。

そのセグメントに集中して価値を与えることによって、特定の顧客層から十分愛されるという戦略です。

 

集中すればその分ターゲットのことを深く知ることが出来るので、確実に需要の予測ができるようになります。

なのでそのセグメントでは「負けない」ようになるのです。

 


【前編】 これからの時代で活きる戦略とは『経営戦略教室』出版記念講演

 

以上が経営戦略論で最初に学ぶ基本の「キ」になります。

 

覚えておいて損はないですよ。

以上、小林裕一郎でした。