小林裕一郎の明日は明日の風が吹く

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【小林裕一郎の疑問】2月13日は「苗字制定の日」!でもそれ何?

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こんにちは、小林裕一郎です。

 

明日2月14日はバレンタインデーですね。

本当にこの期間の女性は大変だと思います。

職場にもチョコレートを配ってくださる方々もいらっしゃるので私小林裕一郎的には大変ありがとたいと思う反面、気を使わせてしまって申し訳ないと思うこともあります…。

 

ですが本当にいつも美味しいチョコレートをありがとうございます。



では今日は何の日かご存知でしょうか?

 

2月13日は「苗字制定の日」だそうですよ。

 

ですがみなさんは「苗字制定の日」という言葉を聞いたことはありますか?

恥ずかしながら私はたまたまカレンダーを見て発見するまで全く知りませんでした。

 

良いきっかけですので「苗字制定の日」について調べてみましたので共有したいと思います。



【苗字制定の日とは】

その名前のとおり、苗字を義務付けられた日なのです。

 

江戸時代まで多くの日本人は苗字を持っていませんでした。

 

苗字を持っていたのは歴史上にも名前が残ってあるような貴族と武士。

 

平民でも苗字を持っている平民もいたのですが、正確には、江戸時代は武士や貴族以外は公式に名字を名乗ることを禁止されていたため、公式では名乗らず、日常生活の中で使っていたそうです。

 

そして江戸時代が終わり、明治3年9月19日、平民が苗字を名乗ることを許可する「平民苗字許可令」というものを明治政府は出したそうです。

 

しかし、読み書きが苦手の平民が多く、さらに、当時国民は明治新政府を信用していなかったため、苗字を付けたらそれだけで税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか広まらなかったそうです。

 

そこで明治8年2月13日に、明治政府が

「平民も必ず姓を称し、不詳のものは新たにつけるように」

 

ということで「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出し、すべての国民に名字を名乗ることを義務づけました。

 

明治政府はすべての国民に対して戸籍に名字を登録させ、以後変更することを原則禁止として一元管理を目指したそうです。



いまでは当たり前のように苗字がある日本ですが、正式に名付けられたのは明治以降だったのは驚きですね。

 

もちろんそれぞれ苗字を持っていたけれど、江戸時代までは公式に義務付けられていなかったというのも興味深いですね。



翌日がバレンタインデーなので、影の薄い2月13日ですが、日本の歴史で大切な部分なのではないでしょうか?



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