小林裕一郎の明日は明日の風が吹く

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【小林裕一郎の疑問】新型栄養失調とは何?

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こんにちは、小林裕一郎です。

 

健康に気遣っているものの、自分が本当に栄養が足りているのか心配な今日この頃です。

 

戦争時代の話ではないから栄養は足りているだろうと油断していたら危ないそうです。

実は近年、新型栄養失調という栄養失調に悩んでいる方も少なくないそうです。

 

しかし新型栄養失調と聞いてピンと来る方はいらっしゃるでしょうか?

恥ずかしながら私小林裕一郎はピンと来ませんでした。

 

なので今日はこの新型栄養失調について調べていきたいとおもいます。



【新型栄養失調とは?】

新型栄養失調は、金銭面や環境以外で食生活に苦労している人だけではなく、現代日本の食生活が原因で栄養失調になってしまう症状です。

 

新型栄養失調にかかりやすいといわれる高齢者だと、麺類やお茶漬けなどさっぱりしたものだけで食事を済ませたり、歯を失ったことで硬いものを避けるようになったりといったことから、栄養が不足してしまいます。

 

しかし高齢者だけではありません。

 

たとえば忙しい社会人に多く見られるコンビニ弁当で食事をすましたり、女性によく見られる自己流ダイエットでも新型栄養失調になりやすいと言われています。

 

つまり、食事やカロリーは摂っているはずなのに知らず知らずのうちに栄養が不足してしまい、カゼや疲労感など心身が不調になってしまうということです。



【新型栄養失調で不足する栄養は何?】

では新型栄養失調に陥ってしまうと何が栄養不足になるのでしょうか?

 

主に

  • タンパク質
  • ミネラル類

が不足してしまうと考えられています。

 

「タンパク質は、筋肉や臓器、さらには免疫細胞をつくる材料です。筋肉量が減少すると太りやすい体質になってしまったり、免疫細胞が不足すると感染症のリスクが増えてしまいます。また、赤血球の中のヘモグロビンの材料でもありますので、タンパク質が不足すると貧血の心配が考えられます。」

 

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タンパク質は人間に必要な三大栄養素のひとつです。

積極的に、肉製品や大豆、魚などをしっかりとるようにしないとですね。



次に不足しがちなミネラルとは、主にカルシウムやマグネシウムと言われています。

 

人の健康維持に欠かせない必須ミネラルはカルシウムやリン、カリウムなど16種類ありますが、そのなかでカルシウムとマグネシウムの不足が心配されています。

 

「一般的に、日本人に不足しているといわれているのがカルシウムです。事実、15~70歳の1日の摂取基準は、男性550~650㎎、女性650㎎※1なのに対して、実際の摂取量は男性443~578㎎、女性427~568㎎※2と基準に達していません。」

 

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骨を作るのに必須なカルシウム不足になると、骨がもろくなってしまう可能性が高くなります。その結果骨粗しょう症になることもありえるということです。

 

そしてマグネシウムは現代の日本の食生活が変化したことも原因の一つと言われています。玄米の代わりにパン食や白いお米がよく食べられるようになったことで、マグネシウムが不足してしまったようです。

 

マグネシウムが不足することで、ブドウ糖をエネルギーに変える効率が悪くなってしまうことが考えられます。そのため、新型栄養失調の一つといえるマグネシウム不足が、糖尿病患者の増加にも関連していると指摘する専門家もいるほどです。」

 

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また、マグネシウムの摂取量が少ないと、心疾患による死亡率が高くなるという研究結果もあります。

マグネシウムを取るためには、薄力粉ではなく、全粒粉で作られたパンであったり、ナッツ類、魚介類、豆類を積極的にとっていきましょう。

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新型栄養失調はその他にもビタミンAやビタミンB1も不足していると言われています。

ビタミンAを代表する野菜はニンジンですが、加熱するとより吸収率があがります。

ビタミンB1は大豆製品や豚肉に入っていますが熱調理すると壊れてしまう可能性があるので、考慮しておく必要があります。



【まとめ】

新型栄養失調怖いですね。

サプリメントで補うこともいいですが、あくまでも補強として考えなるべく食生活を見直してみましょう。



【そのほか参考記事】

www.mic-e.jp

halmek.co.jp

housefoods.jp